せっかく治したのに、どうしてまたむし歯になるの?

むし歯リスク検査と予防法

唾液検査とメタルフリー治療

むし歯の原因 4要素

予防のためには、まずは原因を知ることが大切です!

1.環 境:唾液の量・力
2.糖 分:摂取する糖分の種類・量
3.細 菌:むし歯菌の量・種類
4.時 間:食べる間隔・歯みがきまでの時間

同じように歯みがきしているのにむし歯ができる…
せっかくがんばって治療したのにまたすぐむし歯ができる…
不思議に思ったことありませんか?

それには理由があります。
糖分と時間はある程度自分でコントロールできます。
ポイントは環境と細菌。
この2つには個人差があります。
まずはそこを知ることが予防への入り口です。

  環 境:唾液検査 CAT
 
  細 菌:細菌検査 CRT

唾液検査  CAT

唾液の量と力を調べます。



むし歯の原因は、むし歯菌が糖分を分解して作る” 酸 ”です。
唾液には、この酸を中和してくれる働きがあります。
そこで唾液の量と酸を中和する力(緩衝能)を調べます。

方法は簡単、味のないガムを3分間噛んでいただき、
唾液を採取するだけ。

検査結果に応じた、むし歯予防プログラムを提案させていただきます。

細菌検査 CRT

ミュータンス菌とラクトバチラス菌の量を調べます。

代表的なむし歯菌の量を調べます。

ミュータンス菌 :歯の表面にあるプラーク(歯垢)に生息。
         歯を溶かす力はそれほど強くはありません。
         ブラッシングで除去可能です。

ラクトバチラス菌:金属と歯のわずかな隙間、むし歯の奥などに生息
         歯を溶かす力は強力です。
         ブラッシングでは除去不可能です。

ラクトバチラス菌が多い方は本当に要注意です。
まずはこの菌の棲家=隙間をなくす治療が必要です。

ラクトバチルス菌(LB菌)はむし歯菌の親玉です

隙間のできない治療=接着修復が必須です

口の中で使える材料は3種類、
金属・プラスチック・セラミックです。

金属:保険診療可能
 ・基本的に歯には接着しない
 ・5年ほどで隙間ができてくるため、LB菌の棲家となる
 ・これが治したのにむし歯ができる理由

プラスチック:保険診療可能
 ・歯に接着する。
 ・強度が弱いため使える部分が限られる
 ・力のかかる部分では破折や剥離のリスクあり
 ・破折や剥離による隙間はLB菌の棲家となる

セラミック:自費診療
 ・プラスチック系接着剤を介して歯と強固に接着可能
 ・エナメル質と同等以上の強度を持ち、破折のリスク低い
 ・現時点では一番隙間のできるリスクが低い治療法
  → むし歯が再発する可能性が他に比べてはるかに低い
       

〜 唾液検査からわかることをまとめると 〜

 
クリックで拡大します

接着修復=セラミック治療のメリット

その1 接着修復のため隙間ができにくい = LB菌の棲家を作らない =むし歯再発リスクが低い

その2 金属と違い電気を帯びていない = 細菌を寄せ付けない

その3 表面が最も滑沢 = 細菌がつきにくく、ついても取りやすい

その4 化学的に安定 = アレルギーの原因とならない

その5 状況に応じてセラミックの種類を選択することができる = かみ合わせの調和

その6 金属色やプラスチックのような変色がない = 審美修復が可能

その7 CERECを用いた1Day Treatmentが可能 = 接着力・治療期間

などなど…

しいて言えば、唯一の欠点は、保険診療ができないということでしょうか…

下のスライドはスタッフが作成してくれたものです。

ぜひご覧ください。

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